中小企業向けの3S基礎教育のサポート
3Sグループコンサルティングの事務局を行うとともに、グループ立上げのサポート活動や、ミニ講師として講義活動をおこなうとともに、3Sの魅力を発信するための組織「3S活動推進協会」を2012年6月に設立し、東京事務局として活動中です。また、年に一度の3Sサミットの主催事務局行っています。
「3S」活動とは「整理・整頓・清掃」を差します。トヨタ等で有名な5S活動を中小企業向けに特化させた活動です。特別な特徴としては、異業種が数社(3~5社)程度でグループを組み、相互に刺激を受けることで、より早いスピードで改善を推進させます。
現在同様のコンサル手法としては約13年前から、京都、大阪、沖縄、広島、香川、愛媛、兵庫、東京、宮城などで活動実績があり、25グループ(100社程度)が現在も活動を行っています。近年では大手製造、メーカーとのコラボレーションにより、メーカーの一次下請けを行う中小メーカーへの協力会社の育成支援のプログラムとして取り入れられました。
受講対象は金属系の製造業が多いイメージを受けられる方もおられると思われますが、実際は多種にわたります。学校法人(幼稚園~大学まで)や、行政機関、サービス業(旅館や不動産業など)、商社、医療系、輸送業等、食品加工業への実績があります。
3Sとは、あらゆる業種における基礎的な部分であり、基礎教育活動が現在の日本では学校教育で欠落している部分といえます。言葉の定義や手法を学ぶことはもちろんですが、「何のために私たちは活動するのか?」といった問題を定義することからスタートすることで、ただの改善活動を強要するのではなく、「安全・快適・効率的」な職場環境を働く人々がみずから考え行動し、創り出すことで、「気づき力」の高い人材が育成されます。
その結果、多くの会社が固定概念から脱却し、経営革新を行い、二次創業や、地域活性化活動への貢献などを行うに至っています。